関西人、目立ちたがりの証拠? 車希望ナンバー利用最多 東北の倍に(産経新聞)

 マイカーに希望ナンバーを付ける「希望ナンバー制」の利用が、全国の国土交通省・地方運輸局などの中で近畿管内が最も多いことが2日、わかった。東北や沖縄などのほぼ倍。運輸局や車を販売するディーラーも明確な理由は分からず“珍現象”に首をかしげる。利用者が好きな数字を選ぶケースが大半で、「関西人は目立ちたがり屋」「ほかの地方の人はお上に従順」という指摘もある。やはり関西人はひと味違う!?

 ■「絶対に取ってくれ」と頼む人も

 「希望ナンバー制」は自分の車の4けた以下の登録番号を好きな数字にできる制度で、平成10年5月に一部の地域でスタート、11年5月から全国に広がった。3や7の「ぞろ目」や、「1122(良い夫婦)」「2525(ニコニコ)」など語呂のいい数字は人気が高く、交付できるナンバーの枚数に限りがあるため抽選となる。誕生日や記念日の数字を選んだり、富士山のおひざ元では標高にちなみ「3776」が人気となったりして定着している。

 近畿運輸局によると、今年11月に希望番号を利用した人は全体の39.5%と、全国の地方運輸局など10地域の平均を6.6ポイント上回り、全国でトップ。東北(20.3%)や北陸・信越(22.5%)、中部(26.2%)、沖縄(20.9%)を10ポイント以上も上回っていた。過去5年分でも、ほぼ同じ割合で推移しているという。

 大阪市内の外国車ディーラーの男性店員は「ほとんどのお客さまが希望ナンバー。『絶対に取ってくれ』と頼む方もいる」と話す。

 希望番号の交付を受けるには5000円程度の費用が必要。近畿運輸局では「関西のディーラーは商売上手。費用をサービスするから、利用者も増えているのでは」と推測するが、神戸市内の国産車販売会社は「値引き交渉で(費用を)サービスに含むこともあるが、お客さまから求められるケースが大半」と反論する。

 ■他の地域は「お上」に従順?

 フリープロデューサーの木村政雄さんは「大阪の人間は『目立ってなんぼ』というところがある。標準語では難しい言葉遊びも好きで、発想が豊かということではないか。僕は長嶋(茂雄)さんが好きだから、3がつくナンバーがいいけど、もっと目立つのにしようかな」という。さらにほかの地方が低い点には「地方の人たちの『そのままいただけばよい』という“お上”への敬意が現れている。『こんなところで目立ってはだめ』という気持ちがあるのでは」と話している。

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